★青木理沙 / RISA

ランニングをはじめたきっかけと、今もやめられない理由を教えてください。
健康診断の結果。コレステロール値が高く何か運動をしないとと思い、以前から興味のあったヨガと悩んだけれど、お金がかからないだろうとランニングを選んだ。元々凝り性で、のめり込んだらとことんやる性質。結局コレステロール値の変化は全くなく、でも走るのやめたら太りそうで。。。それよりも、ランを通じて知り合った「仲間」との時間が好きだから。結婚を機に学生時代の友達の全くいない地に住み、走り始める前は友達と呼べるのは「ママ友」だけだった。でも、◯◯ちゃんのママ、◯◯君のママとしての自分ではなく、リサという一個人として見てもらえることがとても新鮮だった。大人になってからできた友達はとても貴重で宝だと思う
ランニングに多くの時間を注ぐことについて、家族やパートナーはどう思っていますか?理解を得るために心がけていることはありますか?
「家庭」の始まる前の早朝に走る。家事、弁当作り、家のことは決して疎かにしない。分刻みのスケジュールで一日が回っている。私の場合、下の子が小学校に上がってから走り始めたこともあり、ご飯を何食分か冷蔵庫に作り置いて一泊二日の遠征レースにふらっと行っていた。当時どう思っていたか子供たちに聞いたら、口うるさい母が時々いないことは、むしろちょっと嬉しかったそう笑。今ではエネルギッシュな母が自慢と言ってくれるほど、家族は応援してくれている。しまいには、子供たちまで走り始めた。
競技を続ける中で、一番つらかった時期はいつですか?そこからどう立ち直りましたか?
まさに今がつらい。ハムが痛い。突っ張りが取れない。大怪我ではないけれど、走れないわけじゃないけれど、痛い。速く走ると痛い。切れそうで怖い。皆との練習会で「できない自分」が露呈してしまうのが嫌で、一人でコソ練することも。でも痛みを完全に取るのは難しそうだから、この痛みと共存しながら走ろうと思っている。
フルタイム勤務(または育児・家事)をしながら、1週間のトレーニングをどう組み立てていますか?スケジュールを具体的に教えてください。
シフト制の仕事をしているので全部こなしているわけではないけど・・・
月 ゆるジョグ、近所の山でトレイル練かスイム
火 「練習会」5:30から早朝変化走10k
水 「練習会」夜練、インターバルが多い
木 オフかジョグかスイムかトレイル練
金 オフかジョグかスイムかトレイル練
土「練習会」6:00~ビルドアップ走14k
日「練習会」6:00~距離走
週四ポイント練はたぶんやりすぎ。これで疲労骨折したと思う・・・仕事で練習会に参加できない時は、時間をずらして同じメニューをこなすことも。
練習はどの時間帯に行うことが多いですか?また、走る前後に欠かさないルーティンはありますか?
走るのは朝が多い。仕事の早出が7:00~なので、特に夏場はシャワーの時間も考えて5:00前スタートが多い。遅出はお昼からなので、9時くらいからのんびりジョグをしたり、練習会にいけない時はその時間に「一人鍛錬」。練習会の前に一人練をすることも。筋トレを走ったあとにする。腹筋、背筋、懸垂。割れたお腹とバキバキの背筋が自慢笑。
週間走行距離は平均どのくらいですか?また、特に大切にしているキーポイントとなる練習メニューを教えてください。
週70から100kmくらい。月400kmはいかないくらい。水曜日のスピ練、日曜日の距離走を大事に思っている。
これまでで最も悔しかった怪我は何ですか?怪我を防ぐために日頃から行っていることを教えてください。
仙骨の疲労骨折。「それ実業団の選手とかがなるやつじゃん」とランコーチをしている仲間に笑われた・・・。一か月松葉杖生活になり、走るどころか仕事にもいけなかった。骨は繋がったから走っていいよ、と医者に言われてランを開始したが、骨折部が痛くて三か月はまともに走れなかった。
今もハムストリングスは痛いけれど・・・風呂上がりのストレッチ、ジョグのスピードを落とす。整骨院、整形外科、鍼・・・あちこち通っている。フォームローラーとか、マッサージガンで筋肉をほぐします。
目標タイムや出場レースはどのように決めていますか?「高すぎる目標」と「現実的な目標」のバランスをどう考えていますか?
どのレースもサブ3!と思いながら挑んでいるけれど、実際は中々難しい。結局後半垂れてしまうことが最近多い。前シーズンは特に仕事の超勤が重なり、距離走の練習会にあまり参加できず、本番のレースを距離走のつもりで走った。ワンシーズンに7,8本とわりとたくさんレースを入れている。子供と親も連れて半分旅行目的でこれまで走ったことのない地のレースに行くことも多い。大阪国際とか、別大とか、延岡・・シリアスレースには絶対出る!と決めている。
自己ベストを大幅に更新できたレースの直前、何を変えましたか?トレーニング・食事・メンタル面を含めて教えてください。
レース一週間前からお菓子絶ちをする。あれだけ頑張ってお菓子を絶ったのだから、これで目標を達成できなかったら悔しいと思うと案外頑張れる笑。カーボローディングはしない。お菓子は絶つけど、レース前だけでなく、普段から好きなものを好きなだけ食べる。もともと日々お米をたくさん食べてはいるけれど。ピーキングもしない。普段と同じように過ごす。刺激入れで、レースペースよりも早いスピードで6~10kmをレース2、3日前に走る。
マラソン後半、どうしても辛くなる場面で自分に何を言い聞かせていますか?レース中のメンタルコントロール術を教えてください。
うまく走れる時は後半が辛くない。むしろ楽しい。でも辛いと感じる時は、お菓子絶ったでしょ、悔しくないのか!と自身にカツを入れながら走る。これが終わったら、ビールもお菓子もアイスもなんでも食べられる!と思うと案外頑張れる。人参をぶら下げながら走る馬と同じ(笑)。
一緒に練習する仲間やランニングコミュニティはありますか?ひとりで走ることとの違いを教えてください。
大濠公園周辺に住んでいることもあり、ランニングコミュニティがたくさんある。今三つのグループを掛け持ちしている。
スピ練、ロング走を一人でするのはしんどい。ソバで頑張る仲間がいるから一緒に頑張れる。ジョグも仲間とするとあっという間に時間が経つ。ひとりだと長いな、と感じることもある。
練習用とレース用でシューズを使い分けていますか?また、ウェア選びで大切にしていることを教えてください。
外反母趾があるので、本番の靴を練習でも使う。もったいないと言われることもあるけれど、履き慣れている靴でレースに挑みたい。
好きなウェアを着るとテンションが上がって頑張れる。“ツライコト”を楽しめる理由のひとつに好きなカラーで好きなデザインのウェアを着ることもあると思う。
SAYSKY ATHLETEとして活動することは、ランナーとしての自分にどんな影響を与えていますか?
当初はPBを更新しないと!と強いプレッシャーがあったけれど、「できない自分」「這い上がろうとする自分」の背中を押して、応援してくれているから頑張れる。すごい実績と高い目標を持っている仲間と繋がれるし、刺激をもらっている。
仕事や家庭を抱えながら『もっと速くなりたい』と思っている市民ランナーに、一番伝えたいことは何ですか?
仕事とか家庭があるから練習時間を捻出できない、というのはたぶん言い訳。時間は作るもの。でも、実業団選手ではないから、休むこともケアすることも大事。休息も練習のうちのひとつ。頑張りすぎると私みたいに怪我をする。
あなたのランニングライフのなかで、SAYSKYの存在・魅力は何ですか?
純粋にsayskyのウェアが好き。デザインが好み。ランニングに最適な機能性を持ちながらスタイリッシュなデザイン!ポケットの多いタイツが特に好き。メッセージ入りのTはメンタル面でも走りを支えてもらっている。


