★新森 千春 / CHIHARU

走る楽しさを多くの人に届けられるよう笑顔で駆け抜けます。
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【PB】
1:28:16丸亀国際ハーフマラソン2024
【戦歴】
2024
・富山マラソン(3:04:09)種目別7位
・加古川マラソン(3:01:37)女子総合2位 PB
2025
・大阪国際女子マラソン (3:06:03)
・姫路城マラソン(3:06:46)
ランニングをはじめたきっかけと、今もやめられない理由を教えてください。
ランニングを始めたきっかけは、ダイエットでした。
軽い気持ちで走り始め、徳島マラソン完走を目標に少しずつ練習を積み重ねていきました。
初めてのフルマラソン。走り終えたときは「もう二度とフルは走らない」と思うくらい身体はボロボロでした。今やめられない理由は、走ることで“自分自身でいられる時間”があるから。母として、働く一人としての自分とは違う、自分だけの時間。
そして努力を積み重ねることで、自分を信じられるようになる感覚。
苦しい中にも確かな成長を感じられるこの時間が好きで、今も走り続けています。
ランニングに多くの時間を注ぐことについて、家族やパートナーはどう思っていますか?理解を得るために心がけていることはありますか?
ランニングを続けられているのは、間違いなく家族の理解と支えがあるからです。時間をもらって走らせてもらってることを常に忘れないようにしています。
何度も家族で話し合いもしました。自分がしたいこと、家族一人ひとりの目標を作ってそれぞれに輝ける時間を作ること!全員で応援すること。
普段の生活の中で感謝を伝えることや、家族との時間を大切にすることを意識しています。子どもにとっても、「頑張る姿を見せること」が一つのメッセージになると信じています。応援してくれる家族の存在が、自分の背中を押してくれる一番の力です。
競技を続ける中で、一番つらかった時期はいつですか?そこからどう立ち直りましたか?
一番つらかったのは、シンスプリントと足底筋膜炎を同時に発症し、走れなくなった時期です。 約2ヶ月間の休足。それまで当たり前だった「走ること」ができない日々は、本当に苦しかったです。 それでも、「必ず治して復帰する」と強く思っていました。 走れない間も、走るイメージだけは常に持ち続けていました。 「今できることは何か」を考え、筋トレや体幹トレーニングに取り組みながら、あえて気持ちを休めたり、これまでとは違うことにも挑戦しました。 その時間があったからこそ、身体だけでなく気持ちの面でも整えることができ、復帰後は一歩一歩を大切に積み重ねられるようになりました。 そして今でも時々思い出します。 あの時の悔しさや、辛さ。 それが、今の自分を前に進ませるバネになっています。
フルタイム勤務(または育児・家事)をしながら、1週間のトレーニングをどう組み立てていますか?スケジュールを具体的に教えてください。
働きながら、育児・家事と並行してトレーニングを行っています。 時間に余裕があるわけではないからこそ、日々の小さな積み重ねを大切にしています。 家族より少しだけ早く起きて、自分の時間をつくる。 平日は朝やスキマ時間を活用し、水曜日はトラックでポイント練習、日曜日はロング走と軸を決めています。 すべてを完璧にこなすことはできないからこそ、「やるべきことをやる」というシンプルさを大切にしています。 そして、忙しい毎日の中でも、仕事・家庭・ランニングがうまく噛み合ったと感じられる瞬間。 その時間の使い方がうまくいった時、言葉にできないほどの達成感と喜びを感じます。 ランニングは、自分にとって“生活を支える軸”であり、前を向き続けるための大切な存在です。
練習はどの時間帯に行うことが多いですか?また、走る前後に欠かさないルーティンはありますか?
練習は主に朝の時間帯に行うことが多いです。 家族より少し早く起きて、自分の時間を確保しています。朝の静かな時間に走ることで、気持ちも整い、その日一日を前向きにスタートできる感覚があります。 走る前は、軽いストレッチや動的ウォーミングアップで身体をしっかり動かし、ケガ予防を意識しています。 走った後は、クールダウンとストレッチを欠かさず行い、時間がある時は補強トレーニングや体幹トレーニングも取り入れています。 また、コンディションを保つために、月に一度のケア(鍼など)も習慣にしています。 限られた時間の中でも、できることを丁寧に積み重ねることを大切にしています。
週間走行距離は平均どのくらいですか?また、特に大切にしているキーポイントとなる練習メニューを教えてください。
週間走行距離は、平均で80〜100km前後です。 仕事や家庭とのバランスを取りながら、その時のコンディションに合わせて調整しています。 ジョグを1番大切にしています。 怪我をしいない事がとても重要です。
水曜日のトラックでのポイント練習と、日曜日のロング走です。
トラックでは、インターバルやペース走を通してスピードと心肺機能を高め、しっかりと負荷をかけることを意識しています。 ロング走では、距離への耐性をつけるだけでなく、後半にペースを上げるなど、レースを意識した内容を取り入れています。 この2つを軸にしながら、それ以外の日は無理をしすぎず、コンディションを整えることを大切にしています。
これまでで最も悔しかった怪我は何ですか?怪我を防ぐために日頃から行っていることを教えてください。
これまでで最も悔しかった怪我は、シンスプリントと足底筋膜炎を同時に発症し、走れなくなったことです。 約2ヶ月間の休足「走りたいのに走れない」もどかしさと悔しさを強く感じました。 それでも、その経験があったからこそ、怪我と向き合う意識が大きく変わりました。
現在は、怪我を防ぐために日々のケアをとても大切にしています。 走る前後のストレッチやクールダウンはもちろん、筋力不足を補うための補強トレーニングや体幹トレーニングも継続しています。 また、月に一度の鍼治療などで身体のメンテナンスを行い、小さな違和感の段階でケアすることを意識しています。 無理をするのではなく、「長く走り続けるためにどうするか」を考えるようになりました。 怪我も一つの経験として受け止め、今では自分を強くしてくれた大切な出来事だと感じています。
目標タイムや出場レースはどのように決めていますか?「高すぎる目標」と「現実的な目標」のバランスをどう考えていますか?
目標タイムや出場レースは、「今の自分に何が足りないか」を基準に考えています。 ただ走るだけではなく、その時期に必要な課題を明確にしています。 目標については、「少し背伸びをした現実的なライン」を大切にしています。 高すぎる目標は一時的なモチベーションにはなりますが、継続する中でブレてしまうこともあると感じています。 今の自分の力を冷静に受け止めた上で、「努力すれば届くかもしれない」というラインを設定しています。 その積み重ねが自信につながり、結果として大阪国際女子マラソンでサブスリーを達成することができました。 結果にこだわりすぎず、「その過程でどれだけ積み重ねられたか」も大切にしています。 目標はゴールでありながら、自分を成長させるための手段でもあると考えています。
自己ベストを大幅に更新できたレースの直前、何を変えましたか?トレーニング・食事・メンタル面を含めて教えてください。
自己ベストを更新できたレースの直前は、「特別なことを増やす」のではなく、「やるべきことを確実にやりきる」ことに意識を変えました。 水曜日のトラック練習と日曜日のロング走という軸をぶらさず、強度と回復のバランスを大切にしました。 調子が良くてもやりすぎず、疲労を残さないことを意識したことで、安定して質の高い練習を積み重ねることができました。
食事面では、特別な制限をするのではなく、日々の食事でしっかりエネルギーを摂ること、そしてレースが近づくにつれて消化の良いものを選ぶなど、身体に負担をかけないシンプルな調整を行いました。 メンタル面では、「自分を信じて」「ここまで積み重ねてきたことを出す」常にプレッシャーをかけ続けていました。不安があっても走れる状態を作ることを意識しました。それがよかったのかわるかったのかはわかりませんが。
マラソン後半、どうしても辛くなる場面で自分に何を言い聞かせていますか?レース中のメンタルコントロール術を教えてください。
マラソンの後半、苦しくなる場面では、「ここまで積み重ねてきたことを信じる」と自分に言い聞かせています。 特に30km以降は、これまでのトレーニングを思い出しながら、「この感覚は練習でも経験してきた」と自分に落とし込みます。 シンプルな言葉を繰り返し、自分のリズムを崩さないことを意識しています。 気持ちが落ちそうな時ほどフォームや呼吸に意識を戻し、今この一歩に集中することで、余計な不安を減らしています。
一緒に練習する仲間やランニングコミュニティはありますか?ひとりで走ることとの違いを教えてください。
一緒に練習する仲間はいますが、日々のトレーニングはひとりで走ることも多いです。 限られた時間の中で走るため、自分のペースで積み重ねる時間も大切にしています。
仲間と走るときは、自分一人では出しきれない強度に挑戦できたり、きつい場面でも自然と前を向ける力をもらえます。 同じ目標に向かって頑張る存在がいることで、モチベーションも大きく変わると感じています。 一方で、ひとりで走る時間は、自分自身と向き合う大切な時間です。 その日の体調や気持ちにしっかり耳を傾けながら、淡々と積み重ねることで、自分の軸を整えることができます。 仲間と走る時間と、ひとりで走る時間。 どちらも自分にとって欠かせないものであり、そのバランスが今の走りにつながっていると感じています。
練習用とレース用でシューズを使い分けていますか?また、ウェア選びで大切にしていることを教えてください。
シューズは、練習用とレース用でしっかり使い分けています。
練習ではクッション性や安定性を重視し、日々の走行距離をしっかり積めるものを選んでいます。 一方でレースでは、反発性や軽さを重視し、自分の力を最大限引き出してくれるシューズを選んでいます。 その時のコンディションや練習内容に合わせて使い分けることで、ケガの予防とパフォーマンス向上の両立を意識しています。
ウェアに関しては、機能性はもちろんですが、「自分らしくいられるか」をとても大切にしています。 走っている時間は、自分と向き合う大切な時間でもあるからこそ、気分が上がるウェアを身につけることで、前向きな気持ちで走ることができると感じています。 セイスカイのウェアは、デザイン性と機能性のバランスが良く、身につけることで自然と気持ちが引き締まり、自分の走りを後押ししてくれる存在です。
SAYSKY ATHLETEとして活動することは、ランナーとしての自分にどんな影響を与えていますか?
SAYSKY ATHLETEであることは、 自分に自信をくれただけでなく、 「自分らしく挑戦すること」をしてくれる存在です。 遠回りに見えた時間も、すべて今につながっているように感じます。 これからも、自分らしく走る姿を通して、誰かの一歩を後押しできる存在でありたいと思っています。
仕事や家庭を抱えながら『もっと速くなりたい』と思っている市民ランナーに、一番伝えたいことは何ですか?
すべてを完璧にやろうとせず、できる範囲で積み重ねていくこと。 その一歩一歩が、確実に自分を強くしてくれます。 うまくいかない日も無駄ではなく、すべてが次につながっている。 そう信じて、自分らしく走り続けてほしいです。
あなたのランニングライフのなかで、SAYSKYの存在・魅力は何ですか?
SAYSKYは、自分らしく挑戦することを後押ししてくれる存在です。 ただのウェアではなく、袖を通すことで気持ちが引き締まり、 「この姿で走る自分に恥じない走りをしたい」と思わせてくれます。 機能性だけでなく、デザインや世界観を含めて、 走ることをもっと前向きで特別な時間にしてくれるところが魅力だと感じています。


