有村 誠太朗 / SEITARO ARIMURA: RUNNING
有村 誠太朗 / SEITARO ARIMURA: RUNNING

有村 誠太朗 / SEITARO ARIMURA: RUNNING

昨年までは表参道のランニング専門ジム「RUNNING SCIENCE LAB」で働き、自己ベストを目指す市民ランナーのサポートやマラソン大会「Beyond」の運営に携わってきたという経歴をお持ちの有村さん。現在は大学の先輩である中島怜利さん率いる「TRIGGER AC」に所属し、一般企業でフルタイム勤務をしながら競技を継続されています。
学生時代は長距離専門の指導者が居ない環境ながらも自ら練習メニューを試行錯誤しつつ構成し、自身の記録を大幅に伸ばしてきた経験を持っています。

今年はトラック種目、1500m~5000mをメインに取り組み、3年ぶりの自己ベスト更新を目指す志の高いランナーです。

INSTAGRAM:https://www.instagram.com/ld_seita/


【経歴】
千葉西高等学校→東海大学(市民ランナー)→RUNNING SCIENCE LAB→TRIGGER AC

【主な実績】
2020年 松戸市選手権 5000m 2位

【自己ベスト】
1500m:4分03秒63
5000m:15分03秒5
10km:31分32秒
ハーフマラソン:1時間09分43秒
フルマラソン:2時間33分44秒

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まずは自己紹介と主に得意としているディスタンスをお願いします。

初めまして!TRIGGER AC所属の有村誠太朗(アリムラセイタロウ)です!seita(セイタ)って呼んでください!!
現在はトラック競技をメインとしており、1500mと5000mによく出場します。


コーチがいない環境で自らトレーニングメニューを構成されてきたという経験をお持ちですが、どのようにインプット/アウトプットを行ってきたのですか?

大学時代は部活に所属してなかったので、さまざまなコミュニティのランナーとトレーニングしてきました。自分より自己ベストが速いランナーととにかく関わるようにして、日頃どのようなトレーニングをしているか聞いたりしました。速いランナーの考えをインプットした後は、ただ練習を真似するだけではなく、自分なりに日々のトレーニングメニューをアレンジしていきました。
レースには積極的に出場し、実践の場を多く設けることでアウトプットの回数を増やしてきました。たくさんのレースをこなす中で、自分に何が足りないか試行錯誤してきました。


現在は多彩なランナー達に囲まれた環境で競技をされていますが、自身の活動や記録にどのような影響や変化が与えられていますか?

自分が思う『出して当たり前と感じる記録』が上がったなと思います。
高校の陸上競技部には自分も含め、実績を残している選手はいませんでした。そこからステージが上がるごとに、自己記録も伸びていき、関わるランナーのレベルが上がり、今では箱根駅伝ランナーや実業団レベルの選手とも当たり前のように関わるようになりました。昔は5000m16分くらいでも速いと思ってましたが、今では15分を切るレベルで走れないと何か物足りなさを感じます。高校時代からかなり記録を伸ばしてきましたが、まだまだ自分の現在のレベルに満足ができてないです。


競技を続けていくためのモチベーションや情熱の原動力は何か教えてもらえますか?

自分の場合は高校・大学とどのステージでも中途半端な結果で終えてきたため、プラスに捉えると燃え尽きずに今に至ることができました。
高校時代は県大会の予選敗退、大学では5000m14分台をあと4秒のところで逃しました。結果が出なかったことで、『自分はこんなもんじゃない』という気持ちが芽生え、競技に向かうモチベーションが長く続いてるように思えます。
いつになったら陸上競技をやり切ったと言えるのか、キリがないようにも感じます。笑


昨シーズン直面した課題と、そこから学んだこと、今後の目標は何ですか?

昨シーズンは環境の変化があり、陸上競技から離れた時期がありましたが、復帰してからはすぐに走力を戻しました。走力を戻してから3週間連続で5000mに出場するも、すべて自己ベストにギリギリ届かない記録でした。
そこで安定感はあるけど爆発力はないと感じました。もっと自信を持ってスタートラインに立たないと、自己ベストは厳しいんだなと思いました。
今年は自己ベストを出して当たり前くらいの気持ちが持てるような準備をして、トラックシーズンに臨んでいきたいです!

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seitaさん、インタビューありがとうございました!