福元 翔輝 / SHOKI FUKUMOTO: RUNNING
福元 翔輝 / SHOKI FUKUMOTO: RUNNING

福元 翔輝 / SHOKI FUKUMOTO: RUNNING

普段は学校で理科の教員としてフルタイムで仕事をされている福元さん。もともと陸上経験があり、職場で陸上競技部の顧問就任をきっかけに再び走り始めるに至りました。現在教員として勤めて5年目を迎え、2020年からは競技を本格的に再開し社会人になってからPBをマークするという、これからの伸びしろにも注目のランナーです。

競技会やイベントでのペーサーを除き、練習は全て単独で実施をしているという福元さん。さらなる飛躍に期待ですね!

INSTAGRAM:https://www.instagram.com/fukumoto.shoki/


【直近の成績とPB】
1500m 3.58.30 (2021)
5000m 14.39.89 (2021)
10000m 30.39.69 (2021)
フルマラソン 2.23.54(2022.3) RFC in 板橋 準優勝 初マラソン
フルマラソン 2.28.58(2022.10) 横浜マラソン 7位入賞 
東京マラソン2.22.40(2023.3)

福元さんのお仕事
https://cocorocom.com/school/article/23

 

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まずは自己紹介と競技歴からお願いします。

私立中学校で理科の教員をしている福元翔輝と申します。来年度で教員6年目になり、中学3年生の担任です。中学校・高校時代は陸上競技部で6年間走っていましたが、関東大会以上には進めませんでした。そして教員となり、陸上競技部の顧問就任をきっかけに、2020年から本格的に競技を再開して今に至ります。PBは全て、社会人になってから出すことが出来ました。


フルタイムで仕事をするなか、どのようにトレーニング時間をマネージメントし結果に繋げれているのでしょうか?

教員はイレギュラーなことが起こりやすい職業なので、決められた時間に練習をすることは難しいです。そのため出勤・退勤時間が何時であっても、よほど荒天でなければ10㎞の通勤runだけは欠かさないようにしています。走行距離の3/4以上は、この通勤runが占めています。決して強度は高いものではないですが、睡眠や他の時間を削って練習をしているわけではないので、怪我や体調不良もなく継続できます。


練習は単独で行う事が多いとの事ですが、モチベーションの維持はどのように行っていますか?

部活動の引率で自身の練習や大会への参加は出来なくなりますが、その分だけ生徒の活躍には負けていられないという気持ちにさせてくれます。顧問である限り、TIMEや勝ち負け関係なく、「常に生徒の先頭になって走り続けたい」という思いが今の大きなモチベーションです。保護者の方や周りの先生も応援してくださいますが、人から応援していただけるのは非常にありがたいことですし、全力を尽くしたいなと思えます。


2023年の東京マラソンでPB更新おめでとうございます!結果に繋がった今回のレースで、特に意識したポイントを教えてください。

ありがとうございます!新鮮な気持ちで、レース当日を迎えられたことが大きいと思います。2023年は東京マラソン以外に、敢えてフルやハーフマラソンには出場しませんでした。もちろん経験も大切だと思いますが、自分には「久々のフルマラソンは楽しみだ!」というワクワク感の方がメリットはあったかなと感じてます。また普段から一人で練習をしているので、一定のペースで刻めるのは自分の唯一の強みかなと思います。


レース前のトレーニング内容やマラソン練習のコツがあれば教えてください。

レース前は、実際にTIMEを狙う種目よりも距離の短いレースに出るようにしています。1500mのPBは3日前に800m,10000mのPBは2日前に3000mのレースにそれぞれ出場していました。このプランで組めない場合や、仕事等で疲労を抜けられそうにない時は、TIMEを狙わないようにしています。マラソンは2回しか公認大会に出たことがないので、自分も模索しているところです。ただ過去2レースとも、それぞれ1週間前,5日前に5㎞のロードレースに参加しました。

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福元さん、インタビューありがとうございました!